モダンな部屋のインテリアコーディネート
現代的や今風といった意味を持つモダン。日本では昭和初期に流行したこともあり、モダンと言えばレトロちっくと感じる方も多いようです。今回はそんなモダンな部屋のインテリアコーディネートについてご紹介しましょう。まず、モダンな部屋にするのであれば、カラーリングはモノトーンを基準にしましょう。内装を白や黒、グレーといった色で統一することにより、都会的でモダンな雰囲気に近づくことができます。
ただ、モダンと一口に言っても様々なものがあり、中にはレトロモダンというものも存在します。こちらの場合は温かみのある茶色などが似合うので注意してください。 また、モダン風な部屋にはガラスや金属、皮といった素材がよく似合います。たとえば天板がガラスになっているテーブルやクロムメッキになったインテリアなど。また内装もコンクリートの打ちっぱなしやタイル貼の床にするとモダン感は一気に強くなります。木造住宅ではなかなかモダンな感じにするのが難しいですが、マンションであれば比較的簡単にモダンな雰囲気のリフォームをすることができます。
先ほどいったモノトーンとも非常に相性がよく、モダン感がよりいっそう強くなることでしょう。材質だけではなく家具などの形も重要で、モダンな雰囲気にするには直線的なものを選ばなくてはなりません。
実際に見てみると分かりやすいのですが、曲線を多く使った家具は何となくモダン感が薄めです。逆にピシッとした直線で構成された家具はモダン感が強め。ぜひ実際に見ながらコレだと思えるものを探してみてください。これに加えて壁に現代アートなどの絵を飾ると、よりモダンらしくなるでしょう。イデアアートやポップアートなどがモダンな部屋にはよく似合います。逆に肖像画などはモダンとは少し遠いかもしれません。
部屋の雰囲気を左右するカーテンは普通のものではなく、シェードカーテンやブラインドなどがおすすめ。一般的なカーテンと違ってふわっとした感じがなく、スタイリッシュに見えます。小物については観葉植物などを置いても良いですが、あまりやりすぎるとモダンでなくなってしまいます。設置する場合は鉢などをモノトーンにしてみてください。また、観葉植物の種類に関しても、エバーフレッシュのような葉の面積の小さいものが良いかと思います。ちなみに、モダンな部屋のインテリアコーディネートにおいて大切なのは、生活感を出さないことと言われています。ゴミ箱や各種家電など、生活感が強いアイテムをどうするかも需要ですので、楽しみながらいろいろ試してみてください。